第19回日本小児心身医学会関西地方会
大会長 金 泰子(キム ヤスコ)
大阪医科薬科大学病院 小児科


このたび、第19回日本小児心身医学会関西地方会を大阪府高槻市、大阪医科薬科大学看護学部講堂とオンラインによるハイブリッド形式にて開催いたします。

新型コロナウイルス感染の拡大・長期化によりオンライン会議や研修会に慣れた昨今ではありますが、親しい方々との再会や思いがけない人との出会い、発表後の熱い議論だけでなく何気ない対話の中での気づき、誰かに抱きしめられ背中を押された経験が、これまで私たちの心をつなぎ、明日への意欲を高めてくれたことに思いをはせ、このような形を取らせていただく事としました。
現地参加は、演者、座長および関西地方会会員の希望者のみとして、感染拡大予防の見地から、希望者多数の場合は人数を制限させていただきます。オンラインは地域や人数の制限がないため、広く皆さまのご参加をいただきたく存じます。

大会のテーマは「医療関係者のためのLD診療・支援入門」としました。大阪医科薬科大学にはLDセンターという研究施設があり、脳科学に基づいた言葉・コミュニケーション・学習に関する研究と子どもの指導、保護者・教員・支援者・医療関係者に対する啓蒙活動を行っています。 
2020年の文科省調査において、小・中学生の不登校の要因の中で、学校に係る状況のうち<学業の不振>はいじめの次に多いとされています。このため私たち医療関係者が心身症・不登校の子どもの心理社会的ストレスを考える時に<学びの困難さ>について知っていることが、子どもの悩みを理解する新たな視点を持ち、有効な支援の糸口を見いだすきっかけになるのではないかと考えます。

特別講演1では、学習障害の基礎知識について、高次脳機能研究者であり臨床・教員育成に関わっておられる小児神経専門医福井美保先生にお話しいただきます。また特別講演2では、特別支援教育のエキスパートである山田充先生に教育現場での実践についてお話しいただきます。お二人には「楽しく・わかりやすく・・・できれば面白く」お話しくださるようお願いしています。

状況に合わせた参加方法を選択していただき、会員の皆さまには一般演題での積極的なご発表をお願いいたします。また行政や福祉・教育関係など多職種の方々へのお声がけをお願いいたします。
朝から夕までの長い時間ではありますが、参加される皆さまにとりまして、日々の診療・実践に役立つ意義深い一日となりますことを確信しております。ご参加を心よりお待ち申し上げます。

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